院内のご紹介
最新機器・設備・内観
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最新歯科用CT
近年では精密な診断と治療が求められるようになり、CTは歯科開業医でも必須の機器になってきています。
腹部内蔵と違い、骨組織の多い顔面領域は被ばく線量が最小限で済み、詳細な診断が可能なため、非常に有用です。当院では、最小0.1㎜以下の精度で撮影可能な高精細な機器を導入しております。
撮影範囲も、歯1本の神経の管の狭い範囲から顔全体の広範囲まで、また左右の親知らずや、顎骨病変、副鼻腔、インプラント部位の精査、アゴの関節など様々な部位に対応可能です。 -
インプラントコンピューター
ガイドシステム今から30年ほど前の日本にインプラントが普及し始めた時代はでは、CTは大学病院にしかなく、インプラント手術は通常のレントゲンの診断のみで、術者の感覚で行っていることもしばしばありました。
それでは予定位置からずれることも多く、トラブルの原因にもなります。
当院ではCT画像で3次元的にミリ単位で埋入部位をシミュレーションし、それをそのまま実際の手術で施行可能な「サージカルガイド」という装置を用いて手術をします。
トラブルが少なく、手術時間も短縮でき非常に有用です。 -
拡大鏡
歯の大きさは、奥歯でもせいぜい1㎝四方くらいしかありません。
そのため人間の肉眼的な解像度では、精度の高い治療は困難なことが多々あります。昭和の古き良き時代の治療と違い、令和の現代では高い精度が求められます。
当院では、可能な限り拡大鏡を用い細部まで行き届いた診療を心がけています。 -
ペンビュアー
当院では術前に一眼レフカメラを使用してお口の中の記録を撮らせていただいておりますが、毎回診療中も気になった場面では小型カメラを用いて細かく撮影することがあります。
説明に必要と思われる特徴的場面や、術前術後の比較として患者さんに提示し「出来るだけ診療の可視化と透明性を維持する」ことをモットーに「歯科治療はブラックボックスで患者には分からない」というイメージを払拭するよう努めております。 -
置型式高性能空気清浄機
当院の待合室は、パナソニック社製の最上位、最大面積モデルの空気清浄機を常時設置しております。
次亜塩素酸とHEPAフィルターを用いることで、空気全体を洗浄し、脱臭はもちろん、花粉、PM21、浮遊菌、付着菌の除菌を可能にしています。 -
ミーレ(医療用高性能洗浄機)
国際規格(ISO15883)に準拠した医療用の高性能器具洗浄機です。
これまでは滅菌機にかける前に、歯科独特の多数の先の尖った器具や、小さい細かい器具をスタッフが手で洗っていましたが、「ミーレ」の導入で、より多くの器具を一度に、手の怪我などのリスクを最小限に抑え洗浄することができます。
また、洗浄力もジェットウォッシャーと振動で人間の手では到底できないレベルまで(限りなく滅菌に近いレベルまで)清潔にすることができます。
患者様を守るだけでなくスタッフを守ることにも一役買っています。 -
世界基準クラスB高精度滅菌器
当院では世界でも厳しいと言われるヨーロッパの規格の中でも最も厳しいヨーロッパEN13060クラスB基準という世界最高基準の滅菌機を導入しております。
缶内を真空状態にし高温高圧蒸気を充満させることを繰り返すことにより、細部まで消毒がしづらいと言われていた複雑な中空形態の切削器具やガーゼなどの多孔性のものまで完全に滅菌可能です。 -
手術室に近い換気システム
多くのクリニックは天井に換気システムが設置されていると思います。これは新しい空気の放出も、汚れた空気の吸引も上からということになり、新鮮な空気も汚染された空気も混ざり合って診療室内全体を常時回転循環していることになります。
当院の診療室は治療中の回転切削器具によって舞い上がる粉塵や、人の動きによって舞い上がる粉塵を極力減少させるため、天井から床、つまり上→下に向かって)空気が流れるように可及的にコントロールしています。
これにより汚れた空気は常に下に集まり換気されるため、診療室内の清潔度を高くに保つようにしています。
総合病院の全身麻酔手術室の基本コンセプトを取り入れて設計しております。
設備について
時代の進化にともない、より正確な診断と治療に役立つツール、または患者さんのリスク軽減、スタッフの負担の軽減につながる機器は積極的に取り入れています。
特にコロナ渦の教訓を経て、清潔度には気を使い、館内24時間換気、高性能空気清浄機設置の他、特に診療室は治療による様々な削りカスやエアロゾルが舞い上がらないよう、上から下に空気が流れるようになっています。大病院の手術室に近い換気システムになっています。 器具も、消毒機、滅菌機には歯科医療先進国の世界基準レベルの機器を導入し、また患者さんごとに全て個別で滅菌済のものを提供し、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えています。